コラム

【中央競馬】2021年に最も稼いだ馬、騎手、馬主は?

2022年02月16日 18:00:00

本記事では、2021年の中央競馬で最も稼いだ馬、騎手、馬主を集計します。


獲得賞金を集計して、ランキング形式で出してみます。

多くの賞金を取っていると、今後も取り続けられると考えられるので、予測の際には参考になるかもしれません。


2021年の中央競馬のデータを使用


まずはデータの準備ですが、タイトルにもあり通り、本記事では2021年の中央競馬のデータを使います。

該当レース数は全部で3,456レースです。

このデータを使って、馬、騎手、馬主ごとに最も賞金を獲得したトップ10を出していきます。


また、本記事ではレースの獲得賞金から判断します。

競馬の賞金は、馬主80%、騎手は5%など配分があります。

ここではこういった配分は考慮せずに、純粋にレースで獲得した賞金から計算します。

馬主や騎手の実際の獲得賞金については、賞金に配分をかけて算出していただければと思います。


結果を確認する


それでは結果を順番に確認していきます。


【中央競馬】2021年に最も稼いだ馬トップ10


まずは2021年に最も稼いだ馬をみていきます。


馬名 合計賞金(万円) 出場レース数 賞金獲得レース数 賞金獲得確率(%)
エフフォーリア 71,934.7 5 5 100.0
コントレイル 39,918.4 3 3 100.0
シャフリヤール 35,873.1 5 5 100.0
グランアレグリア 35,359.8 5 5 100.0
タイトルホルダー 28,635.9 6 4 66.7
シュネルマイスター 28,535.0 5 5 100.0
ディープボンド 24,990.4 4 3 75.0
クロノジェネシス 22,829.4 2 2 100.0
ピクシーナイト 21,810.8 6 5 83.3
レシステンシア 20,786.3 5 4 80.0


トップはエフフォーリアです。有馬記念を制した馬ですね。

賞金獲得確率は100%です。

その他の馬をみても100%は結構います。


ここにいる馬が登場したら上位争いに食い込むこと間違いなしです。


【中央競馬】2021年に最も稼いだ騎手トップ10


お次に2021年に最も稼いだ騎手をみていきます。


騎手 合計賞金(万円) 出場レース数 賞金獲得レース数 賞金獲得確率(%)
C.ルメ 442,768.4 803 567 70.6
福永祐一 334,880.7 689 449 65.2
川田将雅 296,050.3 482 341 70.7
横山武史 278,991.8 784 392 50.0
松山弘平 240,461.9 894 460 51.5
戸崎圭太 190,961.4 666 331 49.7
吉田隼人 188,655.1 817 401 49.1
岩田望来 177,198.7 891 448 50.3
M.デム 176,671.2 535 291 54.4
幸英明 172,748.9 888 399 44.9


1位はC.ルメール騎手です。

1位と3位は70%以上の確率で賞金を獲得しています。


この合計賞金の5%が騎手に入るとなると結構な金額になることがわかります。

騎手も活躍すれば年収1億円越えは夢ではありません。


【中央競馬】2021年に最も稼いだ馬主トップ10


最後に、2021年に最も稼いだ馬主をみます。


馬主 合計賞金(万円) 出場レース数 賞金獲得レース数 賞金獲得確率(%)
サンデーレーシング 385,386.0 952 475 49.9
(有)キャロットファーム 340,179.1 830 415 50.0
(有)シルクレーシング 248,860.2 875 414 47.3
(有)社台レースホース 220,620.8 979 403 41.2
金子真人ホールディングス 148,391.5 345 190 55.1
ゴドルフィン 146,848.5 810 370 45.7
松本好雄 141,708.9 1020 373 36.6
G1レーシング 110,104.1 583 237 40.7
サラブレッドクラブ・ラフィアン 101,785.0 684 251 36.7
(株)ダノックス 96,177.2 238 125 52.5


1位はサンデーレーシングです。

僅差でキャロットファームが続いています。

1位と2位がそれ以下を大きく突き放しています。


大体50%、2レースに1回は賞金を獲得していることがわかります。

こういった馬主に注目して、予想をするのもありかもしれません。


まとめ


本記事では、2021年の中央競馬で最も稼いだ馬、騎手、馬主を集計しました。


特に馬は賞金獲得確率100%という結果が散見されました。

こういった馬が登場すれば上位争いすることはほぼ確定と言えるので、予測の際には参考にしたいですね。


また、騎手や馬主に注目して予想を行うのもなかなか面白いと感じました。

騎手はトップで70%以上の確率で賞金を獲得しており、馬主でも約50%の確率で賞金を獲得しています。


このようなデータを考慮することができれば、予測精度が上がるかもしれません。



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