コラム

2021年の中央競馬のデータから最強の調教師を探し出す

2022年02月07日 18:00:00

本記事では、2021年の最強調教師を探していきます。

2021年の中央競馬のデータに基づいて、最も勝利をあげている調教師、そして勝率の高い調教師を弾き出してみようと思います。


競馬予想の際にお役立てください。


データの準備


まずはデータの準備です。


2021年の中央競馬のデータを用意


今回は、2021年の中央競馬のデータを使います。

全3,456レースあります。


このデータから集計した結果、調教師は全227人いました。

ここから最強の調教師を探していきます。


出場レース数の少ない調教師は除外する


各調教師の出場レース数をヒストグラムで表してみました。



データを見ると2つの山があることがわかります。

レース数が少ないとデータの信憑性が少なくなってしまうので、ここでは出場レース数が100以上ある調教師に絞ってデータを集計していきます。

これで調教師は188人まで絞られました。

平均レース数は252.18、中央値は245、最小値は133で最大値は502です。


ここから最強調教師を探します。


データを見る


それではデータをみていきます。

ここでは、次の4つのパターンで集計します。

  • 1着の回数
  • 1着になる確率
  • 3着以内の回数
  • 3着以内に入る確率


それぞれトップ10をご紹介します。


1着の回数

まずは1着の回数が最も多かった調教師トップ10です。


1着 レース数
中内田充 54 293
矢作芳人 52 502
友道康夫 48 282
国枝栄 48 315
手塚貴久 45 347
斉藤崇史 44 269
藤岡健一 42 298
須貝尚介 42 308
清水久詞 42 461
安田隆行 41 362


1位は中内田充さんですね。

54回のレースで1着となっています。


1着になる確率


次に1着になる確率でみてみます。


1着(%) レース数
中内田充 18.4% 293
友道康夫 17.0% 282
木村哲也 16.8% 167
斉藤崇史 16.4% 269
国枝栄 15.2% 315
堀宣行 14.5% 241
萩原清 14.4% 188
藤岡健一 14.1% 298
須貝尚介 13.6% 308
池添学 13.2% 250


1着になる確率でみても、1位は中内田充さんでした。

18.4%なので、ざっくり5回に1回は1着になっていることになります。

名誉のため名前は伏せますが、最下位は0.9%でした。


3着以内の回数

次に3着以内の回数で見ていきます。


3着以内 レース数
矢作芳人 145 502
清水久詞 129 461
安田隆行 127 362
中内田充 124 293
国枝栄 121 315
杉山晴紀 118 393
寺島良 114 356
須貝尚介 113 308
友道康夫 113 282
手塚貴久 113 347


3着以内で見ると少し結果が変わってきます。

先ほどまで1位だった中内田充さんは4位となり、矢作芳人さんが1位となりました。


3着以内に入る確率


最後に3着以内に入る確率でみてみましょう。


3着以内(%) レース数
中内田充 42.3% 293
木村哲也 41.9% 167
友道康夫 40.1% 282
国枝栄 38.4% 315
須貝尚介 36.7% 308
藤沢和雄 36.6% 279
安田隆行 35.1% 362
萩原清 35.1% 188
斉藤崇史 34.9% 269
安田翔伍 33.5% 218


確率で見ると、中内田充さんが1位に返座きました。

3冠達成です。

3位までは40%を超えていますから、3回に1回は3着以内に入っていることがわかります。

ちなみに最下位は5.5%でした。


まとめ


本記事では、2021年の中央競馬のレースをもとに最強の調教師を探してみました。

トップは中内田充さんという結果になりました。

1着になる確率が18.4%、3着以内に入る確率が42.3%という驚異的な結果となりました。

データを見るに、調教師によってレース結果は大きく異なるようです。


競馬予想を行う際には調教師を考慮に入れると良いかもしれません。


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